夏休み暇だからブログ始めてみる

夏休み暇だからブログ始めてみる。基本的に思ったことをただつらつら書きたい。

就活生とエレファントカシマシ

 


エレファントカシマシ - 風に吹かれて - YouTube

 

 宮本浩次はかっこいい。いつでも真剣だから。どの一瞬を切り取っても「本気で伝えたい」という気持ちで溢れているのがわかる。伝えたい気持ちが心の中に満たされて、それでもまだまだ湧いてきて、それが体の外側に表出されているのだ。言葉の通り、伝えたい気持ちが「溢れ」ている。それだけの伝えたい気持ちがあるからこそ、表現のプロフェッショナルたりえるのだろう。

 

 

 


エレファントカシマシ HEY!HEY!HEY! - YouTube

 

みwwwwwやwwwwじっwwwwwwwwww

 

 テレビで見ると彼は自分が言ったことが相手にどういう印象を与えるかを全て考えた末に話し始めているのがわかる。話し始める前に自分が今から言うことについて相手がどう思うかを考え、それに対してのリアクションを先にしていることが非常に多い。自分の言葉がどのような影響を与えるかを非常に気にしているのだ。その姿からは彼の自意識の過剰さが窺えるが、それは彼が「言葉というものは強い力を持っている」と信じているが故の恐怖からくるものなのだろう。つまり自分の言葉の持つ力が凶暴であると信じて疑わないから、歌にも絶対の自信があるし、それで人を傷つけないようにと必死なのだ。

 


宮本浩次 1/3 - YouTube

 

 宮本浩次は白と黒の服以外を着ない。時間が惜しいからということらしい。歌のために多くのことを犠牲にして、彼の能力パラメータは歌に極振りされている。歌に絶対の自信があって、それに人生の全てを捧げて、結果を残している。こんなにカッコいいプロフェッショナルは中々いないだろう。

 

 僕は現在就活中で、年収や業務時間などを気にしながら企業選びをする一般的な就活生であるが、彼のようなプロフェッショナルを見ると自分の人生はこれでいいのかなんて疑問が湧いてきてしまう。何か一つに全力を賭けて、後ろを振り向かず、周りを気にせず、ただひたすら己の道をひた走る彼の姿はあまりに魅力的で、自分の小ささにただただ打ちひしがれてしまう。自分にもそんな生き方ができたらいいなという思いとは裏腹に、自分には彼ほどの、溢れるほどの思いがないという現実にただただ嘆くばかりである。

 とは言っても嘆いているうちに説明会の予約が埋まり行きたい企業に行けなくなってた、なんてのも困るからとりあえず就活しています。こんな打算的な自分もなんだかなあと思うのだけれど。

 


今宵の月のように / エレファントカシマシ - YouTube