夏休み暇だからブログ始めてみる

夏休み暇だからブログ始めてみる。基本的に思ったことをただつらつら書きたい。

出口 汪の論理的に書く技術 〜双方向性のあるメディアが好き〜

「出口 汪の論理的に書く技術」を本屋で立ち読みしてきた。

 

要約すると「他者は自分とは異なる経験をしてきているんだからわかりあうのは難しいよね(これを他者意識って言ってた)。それを踏まえてわかりやすい文章書こうね。」ってお話で、それにまつわる技術なんかも書かれてた。読みやすくて良書だと思う。

 

 

この本の中で、対立関係が技法のひとつとして挙げられてた。

その中の対話のひとつがこんな感じ。

出口「反対のことを取り上げて、自分の言いたいことを強調したり、説得力をもたせたりすることってあるよね。」

女の子「あ、それ、わかります!昭和の特集とかで、あの頃はこれこれこう良かったけど、現代は殺伐としてて…。みたいな対比ですよね!」

( 正直うろ覚えで書いているので細かいところは若干違うかもしれないけど、こんな感じのことが書いてあった。)

 

この女の子の出している例がすごい的確に僕の嫌いな所を突いてきた。

大体こういう対比の仕方って、自分の主張に沿った意見を並べ立てて、それに加えて対抗する主張の悪い所を並べ立てるって手法なんだと思うけど、テレビとかでこの手法使われると「なんで都合の良いことばっか言ってんだよ。昭和だって殺伐としてるところあるだろ。ふぁっく。」とか反論したくなることが多い。でもテレビは一方通行だから思ったことをテレビ側に吐き出すことができない。だから一方的なメディアはあまり好きじゃない。

 

そういう点でネットは匿名でも言いたいことが言えるから好きだ。ネットは発信する側も受け取る側も対等で話せるし、なんとなく心理的距離が近い。やっぱり言いたいことを言ってそれに正論返されてぐぬぬってなることもあるけど、それでも言えるだけ双方向性のあるメディアの方がいいなって思う。

 

書く技術を手に入れるはずが言いたいことだけ言って投げっぱなしな文っぽくなっちゃったけど時間ないのでとりあえず上げて寝ます。おやすみなさい。